【自重トレーニングとバンドを用いたトレーニングの効果の違いとは?〘論文シリーズ〙】
1.今回のテーマ説明と読むときの注意点
1-1読む時の注意点
前回は、抗酸化作用を及ぼす及ぼす栄養素が筋肥大に及ぼす影響についてアウトプットしました。
今回は、自重トレーニングとバンドを用いたトレーニングの効果の差についてアウトプットします。
まず最初に、論文シリーズを読む時の注意点をどうぞ!
①1つの事柄に対して1つの論文しか紹介してないので鵜呑みにしないように注意
②最後に書く感想は、個人的意見なので信頼性は皆無と捉えてください
③1つの事柄に対して、いくつか論文が集まったら、まとめ記事みたいなのを作る予定なので、それまでは読み流す程度でお願いします
では、論文詳細に入ります。
2.論文詳細
2-1時期
2019年の論文
2-2実験対象
20人の入院中の60歳前後の女性が対象
2-3実験内容
対象部位は、大胸筋・上腕二頭筋(力こぶ)・上腕三頭筋(二の腕)
期間は、5週間で、頻度は、週3回行った。
『バンド群』
8~12回で、2セット行う。
・チェストプレス
・プッシュプレス
・ラットプル
・肘伸展(肘を伸ばす)
・肘屈曲(肘を曲げる)
『無負荷群』
20回で、2セット
実験対象筋を、全可動域を使い、最大ストレッチ・最大収縮までさせる。
2-4結果
【筋厚】
『バンド群』+38.04%
『無負荷群』+38.71%
『バンド群』+20.0%
『無負荷群』+18.68%
・大胸筋
『バンド群』+14.17%
『無負荷群』+14.88%
筋厚に有意差は、無いようです。
ちなみに機能改善の割合にも、有意差はなかったようです。
2-5参考文献
3.読んだ感想とオススメ商品
3-1読んだ感想
意外だったのが、無負荷でも可動域をしっかり使えば、ゴムバンドの負荷と同じように筋肉が大きくなるんだな~って思いました。
でも、入院者が対象だから、一般の方に対してこれが当てはまるかは、微妙どうだろうな~
基本的に1RM20%以上から、筋肥大に効果的というのが、僕が今まで読んだ論文から、判断しての、僕の中の常識としてあります。
今回は、0→1にする筋肥大を調べたものではなく、マイナス→0に近づけるような方が対象者なのでどうなんだろうな。
理学療法士の方や柔道整復師の方々は、現場でどのように感じてるのかな?
身体の機能を取り戻す場合必ずしも、負荷が高ければいい・負荷があればいいって訳でもないと思うので、自重でも十分な結果って、現場でもちゃんと出てるのかな?
僕は、姿勢改善系のマイナス→0にする指導はできますが、怪我を抱えている方のマイナス→0にするのは、専門ではないですし、まだまだ勉強不足なので、そういった方を担当することはできないので、信頼できるトレーナーさんに紹介するということは、出来ます。
もしお困りの方がいたら、是非相談いただけると幸いです。
3-2オススメ商品
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