【抗酸化作用を及ぼす栄養素が、筋肥大に与える影響〘論文シリーズ〙】
1.今回のテーマ説明と読むときの注意点
1-1読む時の注意点
前回は、セット間のインターバルで、鍛えた筋肉にアイソメトリックの刺激(筋肉に力を入れ続けること)を入れることに、意味はあるのかについてアウトプットしました。
まず最初に、論文シリーズを読む時の注意点をどうぞ!
①1つの事柄に対して1つの論文しか紹介してないので鵜呑みにしないように注意
②最後に書く感想は、個人的意見なので信頼性は皆無と捉えてください
③1つの事柄に対して、いくつか論文が集まったら、まとめ記事みたいなのを作る予定なので、それまでは読み流す程度でお願いします
今回は、抗酸化を促す栄養素が、筋肥大において、どういう影響を及ぼすのかについて、アウトプットします。
まずは、簡単な仮説の説明から入ります。
1-2仮説
基本的には、筋肉は、代謝ストレスだったり、メカニカルストレスだったり、様々なストレスに適応して成長していきます。
こういったストレスは、身体を酸化させ、炎症の元になってしまいます。
なので、筋肥大の効率を最大化する行為=健康とは、結びつかないという可能性も十分に考えられます。
(ただ健康のメリットのある面もあるから一概に筋トレダメとは、ならないで…汗)
ということは、この酸化を抑える抗酸化物質を摂取することで、健康に近づくことは、できるでしょう。
しかし、抗酸化物質を摂取して、酸化を抑えることで、筋肉の成長するために必要なストレスを低下させてしまい、筋肥大の効率は下がるのでは?と考えることができます。
とこのような仮説は、ほとんどの人が予想できると思います。
では、実際は、どうなのでしょうか?
では、次章から、今回の論文詳細に入ります。
2.論文詳細
2-1時期
2020年の系統的レビューの論文
2-2実験対象
7つの論文が対象
2-3実験内容
系統的レビューなので省略します。
2-4結果
抗酸化作用のある、ビタミンCとEを摂取。
筋力・筋肥大ともに、摂取することで、プラスに改善されることは、無いようです。
筋力に関して、プラスにもマイナスも無く、特に影響は、無いようです。
筋肥大に関しては、特に影響無いようだが、ビタミンC・Eを摂取することで、筋肥大のペースが落ちる可能性がある。
2-5参考文献
3.読んだ感想とオススメ商品
3-1読んだ感想
基本的に仮説通りだったのかなと思います。
もっと細かいメカニズムは、参考文献の方から、見てみてください。
やはり、筋肥大においては、効果的とは、言えない可能性がありますね。
しかし、1-2でも言った通り、筋肥大の最適解=健康では、ないので、ご自身が、何を目的で、トレーニングをしているかによって、この論文の捉え方は、変わってくると思います。
活性酸素がビタミンC・Eによって、抑えられたため、筋肥大が最大化できない可能性があるってだけで、活性酸素は、抑えられてるので、健康目的で、筋トレしている方にとっては、朗報となります。
個人的に、筋肥大は、ステロイドを使わないで、ナチュラルでやる人は、どれだけ長く筋トレをするかでどれだけ大きくなるか決まると思っているので、多少筋肥大効果が落ちる可能性があっても、長く筋トレができるようにするために、健康を重視してビタミンC・Eを摂取してもいいんじゃないかと思います。
筋肥大効果が低下する可能性があるだけで、確定では無いようですし、そこまで神経質にならなくてもいいんじゃないかなと思います。
結局の所、どの栄養も体には、必要なので省かずにしっかりとったほうがいいと思います。
3-2オススメ商品
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