【事前疲労法の効果とは?〘論文シリーズ〙】
『目次』
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1.今回のテーマ説明と読むときの注意点
1-1読む時の注意点
前回は、パンプアップと筋肥大についてアウトプットしました。
まず最初に、論文シリーズを読む時の注意点をどうぞ!
①1つの事柄に対して1つの論文しか紹介してないので鵜呑みにしないように注意
②最後に書く感想は、個人的意見なので信頼性は皆無と捉えてください
③1つの事柄に対して、いくつか論文が集まったら、まとめ記事みたいなのを作る予定なので、それまでは読み流す程度でお願いします
論文詳細に入る前に、事前疲労法について、簡単に説明させていただきます。
1-2事前疲労法とは
例えば、広背筋を鍛えるためにラットプルダウンをしているのに、その前に腕がきつくなって広背筋が追い込み切れないから、事前に広背筋を軽く鍛えて軽く疲労させておいてから、ラットプルダウンをするといった事です。
また、効きが悪い部位を軽くパンプさせてから効きをよくするために使う方もいます。
実際にこの事前疲労法が効果的なのかについて1つアウトプットします。
2.論文詳細
2-1時期
2019年の論文
2-2実験対象
31人の30代男性が対象
2-3実験内容
実験期間は9週間。
対象部位は大腿四頭筋で、45°レッグプレスを1RMの75%で3セット以下のグループに分けて行う。
①45°レッグプレスの前に、レッグエクステンションを1セット行うグループ
②45°レッグプレスだけを行うグループ
③トレーニングはせずに、スポーツを勧めて運動をしてもらったグループ
2-4結果
総トレーニング強度(重量×回数×セット数)は、統一できずトレーニング総量の平均値は②のグループが最も大きくなった。
だが、②のグループがトレーニング総量が多いにもかかわらず、筋力・筋肥大ともに、①と②のグループに差はなかった。
2-5参考文献
3.読んだ感想
事前疲労法は、トレーニング強度が少なくても、効果的だという結果になりました。
ここ最近の科学では、トレーニング強度が一定であれば肥大は一緒だと言われていますが、個人的な意見ですが、こういったパンプアップをさせるトレーニングでは、結果が不揃いになっていることが多いと感じます。
今回は、事前疲労が効果的とされてますが、事前疲労は、微妙とされている論文って結構あるんですよね…
個人的には、効きが悪いなら、対象筋をタップしたり、アイソメトリックの刺激を入れたりすることで、対象筋の神経が活性化して、効きがよくなるので、事前に疲労して最大筋力を発揮できなくなるよりいいと思います。
なので、効かせる目的であれば、本番で筋力が下がってしまう事前疲労法以外にもできる方法はあるので、僕なら、そちらのほうを使うかな~(笑)
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